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ピアノ教師の考え事を綴っています。

【雑談】ラ・フォル・ジュルネに行ってきました

こんにちは。ピアノ教師・渡邊智子です。

東京の小金井市と三鷹市でピアノ教室を開いています。

ピアノ教室 小金井 三鷹 武蔵境 | 渡邊ピアノ教室

  

令和が始まりましたね。

世間は10連休の中、私も昨日まで、ちょっと長めのお休み(6連休)をいただきました。今日から令和のレッスン開始です。

昨日は東京駅周辺が大混雑と言われる中、東京国際フォーラムで開催されているイベント「ラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポン」に行って来ました。そんなわけで、今日の記事は雑談(=コンサートの感想)にします。

普段あまり聴く機会のない珍しい楽器の演奏も聴けたので、そんな話を書いていきたいと思います。

 

民族楽器のアンサンブル

一つ目は「シルクロード」と題されたコンサート。

「カンティクム・ノーヴム」という地中海沿岸の伝統楽器の楽団に、尺八、箏、津軽三味線、二胡の奏者と歌手が加わった、珍しい編成のアンサンブルでした。

普段聴きなれたピアノやオーケストラとは違った音楽を聴きたいと思ったのと、「地中海沿岸の伝統楽器」がどういう物か見てみたいという興味があって選んだコンサートです。

私の貧しい地理知識では、地中海沿岸というとトルコかギリシャかな?とイメージして行ったのですが、予想通りトルコの音楽が多く演奏されるプログラムでした。

せっかくなので、今回初めて見た民族楽器について調べてみました。

 

ニッケルハルパ…スウェーデンの民族楽器。ヴァイオリンのように弓で弦を擦って演奏していました。

 

ヴィエール…中世ヨーロッパで用いられた擦弦楽器。英名はフィドル。こちらはヴァイオリンの先祖だそうです。

 

カヌーン…西アジアから中央アジアで使われる撥弦楽器。小さめの琴という感じ。座って膝上に載せて弾いていました。琴より小さいのに音はよく響く楽器という印象を持ちました。

 

カバル…ブルガリア周辺で用いられる縦笛。斜めにくわえて演奏していました。尺八と似た系統の渋めの音色。

 

大人数のアンサンブルだと、全員で演奏した時に音が聴き取りにくくなる楽器があったりしますが、それぞれの楽器をソロで聴かせる部分が盛り込まれた編曲だったので、全部の楽器の音色を楽しみながら聴くことができました。

 

 

アコーディオンと弦楽器のコンサート

「シルクロード」終演後、近くでお腹を満たしてから次に向かったのは、「Le Paris des bretelles ~アコーディオンが紡ぐ旅物語~」というコンサート。

こちらも、普段あまり聴かない楽器を、と思ってチケットを取りました。

アコーディオンというとタンゴのイメージが強かったのですが(バンドネオンと似ているし…)、フランスでもアコーディオンは親しまれているそうで、奏者のフェリシアン・ブリュさん曰く「フランス人は、アコーディオンがフランスで生まれた楽器だと思っている」とのこと。そういえば、映画「アメリ」のサントラもアコーディオンが使われていたっけ、と納得。

因みに、アコーディオンはオーストリア発祥だそうです。なんかイメージと違う…。

日本でアコーディオンというと、小学校の音楽室にある鍵盤が付いた楽器がお馴染みですが、このコンサートでは、鍵盤の代わりに大量のボタンが付いているタイプのアコーディオンが使われていました。調べてみたら、フランスのアコーディオンは殆どがボタン式みたいです。

 コンサートの曲目は、ガリアーノのフランス組曲、ガーシュウィンの「パリのアメリカ人」、ペリーヌのミュゼット組曲。ガリアーノもペリーヌもフランスの作曲家です。

ピアノを弾いている人にとっては、フランス組曲というとバッハの有名な作品を思い出してしまうのですが、アコーディオンのフランス組曲は全然違うテイストでした。タンゴのリズムが使われていたり、全体的にノリの良い曲想で、奏者の皆さんも楽しそうな表情でした。

ペリーヌのミュゼット組曲は、新しく委嘱した作品だとのこと。クラシック音楽を専門にしていると、何百年も演奏され続けている名曲たちばかりに気が向きがちなので、新しい作品が聴ける機会が持てるのは嬉しく、なんだか得した気分になります。このミュゼット組曲も、リズムに乗って聴けて気分が上がる演奏でした。

 

 色々な楽器を聴いて、良い気分転換になりました!