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ピアノ教師の考え事を綴っています。

【ピアノの教本】普段のレッスンで使っているテクニック本を紹介します。

こんにちは。ピアノ教師・渡邊智子です。

東京の小金井市と三鷹市でピアノ教室を開いています。

ピアノ教室 小金井 三鷹 武蔵境 | 渡邊ピアノ教室

 

今回はピアノのテクニック本を紹介します。

たくさんあるのでサクサク進めますね。

 

ハノン

昔から、指の練習と聞いて真っ先に思い浮かぶド定番の教本です。つまらないテクニック本の代表格と思われているかも!?

実際、お世辞にも楽しい教本とは言えないですが、役には立ちます。

私がレッスンで使う時は、本の後半にある音階の練習から始めることも多いです。最初の方が長くてつまらないので(笑)

全調の音階、アルペジオ、半音階、重音、オクターブの練習あたりは実践的です。

全訳ハノンピアノ教本 全音ピアノライブラリー

 

上記はオリジナルのハノンの教本で、様々なレベルの子供から大人まで、幅広く使えるのですが、「ハノン」というタイトルが付いた易しくアレンジされた教本も多く出ています。

私がよく使うのは、以下2冊。

 

 

指の動きを良くするピアノワーク ビギナーのためのハノン

一つの練習が4小節程度と短いため、初心者にも取り組みやすいです。教本の後半には、音階、カデンツ、アルペジオの練習もあって、コンパクトながら内容はしっかりしていると思います。

音符が大きめに印刷されていて見やすいので、読譜が苦手な方にもオススメ。

子供から大人まで使えます。 

 

こどものプレ・ハノン くまのプーさんといっしょ ~ハノンに無理なく進める~

こちらは子供向け。ゆっくり進めたいお子さんにオススメです。

 

ツェルニー

ハノンに並ぶ「つまらないテクニック本」の代表格!?

ですが、長きに渡って愛好されているということは、効果はあるのでしょう。私も子供の頃から弾いて(弾かされて)ました。

個人的には、曲として弾ける分、ハノンよりはつまらなくないと思っていますが。

ツェルニーさんは何冊も練習曲集を出しているので、個々のレベルに応じて使い分けてください。

 

ツェルニー リトルピアニスト (zen‐on piano library)

まず、初心者向け。

一曲ずつが短いので使い易いです。タイトルから子供向けの印象を受けますが、大人でも使える内容です。

色々な拍子、リズム、伴奏形、調性に親しむことができ、読譜の練習にも効果が期待できます。

 

ツェルニー30番練習曲 全音ピアノライブラリー

ツェルニー40番練習曲 全音ピアノライブラリー

ツェルニーの練習曲集の中でも、最も使われているであろう2冊。

「30番練習曲」が終わったら「40番練習曲」」に進みます。「50番練習曲」もあるのですが、かなり高度なので、私のレッスンではほぼ使いません。

だいたい1曲につき2ページ程あって、譜読みが遅いとしんどいと思いますが、とにかく指を動かす練習にはなります。

 

ツェルニー左手のための24の練習曲 (ピアノライブラリー)

30番、40番は右手を動かす曲が多いので、左手に問題があると感じている方にはこちらがオススメです。

 

バーナム

私のレッスンで、一番多く使っているシリーズ。

巻が進むごとにレベルアップしていくので、小さいお子さんや超初心者の大人はミニブックや導入書から始めてもらって、ある程度弾ける方は自分に合うレベルの物を選んでください。

 

バーナムピアノテクニック(ミニブック)

バーナムピアノテクニック(導入書)  

バーナムピアノテクニック(1)

バーナム ピアノテクニック 全調の練習 [改訂版]  

バーナムピアノテクニック(2)

バーナムピアノテクニック(3)

バーナムピアノテクニック(4)

 

ピアノひけるよ

子供向けのシリーズもご紹介しておきます。

可愛いイラストがいっぱいで、幼児にも使える内容になっています。

 

ピアノひけるよ! はじめのテクニック まいにちひいてゆびをきたえる

右手がドレミファソ、左手がドシラソファのポジションで弾く練習。

最初は1,2番の指から始めて、少しずつ使う指を増やしていく構成になっているので、初めて習う幼児にもやさしい内容です。ゆっくり進めたい子供向け。

 

まいにちひいてゆびをきたえる ピアノひけるよ! はじめのテクニック(2) 橋本晃一 編  

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上記の続き。ユニゾンや、手を広げる練習、重音なども入ってきます。

 

まいにちひいてゆびをきたえる ピアノひけるよ! きほんのテクニック

さらに続き。音階や主要和音、アルペジオなどの練習も入ってきます。

 

中・上級向け

がっつり指を鍛えたい方に。効果抜群のお薦め本はこちら。

かなり難しいですが、練習後の指の感覚が変わります。私も自分の練習用に使っています。

ドホナーニ: 指の練習/ムジカ・ブダペスト社/ピアノ・ソロ

 

 

ドホナーニが難しすぎると感じた方は、こちらから取り組んでみてください。

私も子供の頃に練習させられました…。指の独立のための練習になります。

ピッシュナ 指の訓練のための練習課題 標準版

 

 

練習曲というよりは、テクニックの解説書みたいな教本。

自分で工夫しながら使える方向け。教室に通っている方は、先生と相談しながら使うと良いと思います。

コルトーのピアノメトード アルフレッド・コルトー著/八田惇 訳・校閲

 

最後に

今回は、私が馴染んでいる教本をご紹介しましたが、これ以外にも色々な教本が出版されています。

初心者は、まず1冊を決めて、その本の最初から順番に取り組んでみてください。

ある程度弾けるようになると、自分のテクニック的な問題点が分かってくると思うので、そうしたら色々な教本から必要な部分だけ選んで練習するのも良いと思います。

テクニックの練習はつまらなく感じやすいですが、ぜひ自分に合った教本を見つけて少しずつでも取り組んでいただけたら嬉しいです。

 

最後までお読みいただきありがとうございました。